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『生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代』 2020/11/5
2021年は石元泰博の生誕100年にあたります。この記念すべき年に向け、石元の足跡を過去最大規模で回顧する展覧会シリーズを、今回私が行きました東京オペラシティアートギャラリーと東京都写真美術館、高知県立美術館との共同で開催しています。 東京オペラシティでは、「伝統と近代」を切り口として、作家活動の前半に軸足を置き、多様な被写体を貫く石元の眼差しに注目しています。
アメリカに生まれ、シカゴのインスティテュート・オブ・デザイン(通称ニュー・バウハウス)に学んだ写真家石元泰博(1921-2012)は、対象の構造的、空間的特性を鋭く捉えた作品によって、写真界の他、 建築、デザイン、美術にわたる戦後日本の芸術界に大きな影響を与えました。バウハウスの流れを汲む 近代的な視点から日本の伝統建築を撮影した桂離宮シリーズ、丹下健三、磯崎新、内藤廣ら同時代の 建築家の作品を撮った作品、そしてライフワークとなったシカゴと東京の人と街を捉えた作品など、 その成果は内外で高く評価されています。 今回『生誕100年 石元泰博写真展 伝統と近代』展示構成は~ 1. 初期作品 シカゴの写真クラブでのサロン写真から、インスティテュート・オブ・デザイン (通称ニュー・バウハウス)在学中の実験的な作品を中心に紹介します。 2. シカゴ I シカゴの人と街は東京とならんで石元が生涯にわたり撮り続けた都市です。子どもたちの 躍動する姿や路上で出会った不思議なかたちまで、ID卒業の年までの作品を中心に紹介します。 3. 東京 I 1953年の来日以降、石元は東京を撮り続けました。ここでは1950年代の作品を中心に、 鋭い造形意識とヒューマンな眼差しの同居する躍動感あるイメージをご覧いただきます。 4. 桂離宮 伝統建築をモダンな眼で解釈した代表作。1953、54年撮影の初期シリーズを紹介します。 鋭くとらえられたディテールや空間の拡がりは私たちの五感を刺激し、豊かな体験の世界へと誘います。 5. シカゴ II 1958-61の3年にわたるシカゴ滞在時の作品を紹介します。50年に一度の大規模な再開発を迎えたシカゴの都市の変貌やそこに暮らす人々の息づかいが、より精度をたかめた視点から捉えられています。 6. 東京 II 1960年代から80年代までの作品を中心に紹介します。高度成長期から大学紛争、 そしてバブル経済まで、時代の変転と都市の躍動を捉える手法が冴えわたります。 7. 日本の産業 1960年代の高度成長期に各地の工場や発電所を撮影した石元は、同時に公害やゴミ、 自然破壊などへも目を向けています。紹介されることの少なかった作品もまじえ、 近代化に対する石元の複眼的な視点を紹介します。 8. 周縁から 地方の暮らしやそこに息づく民俗芸能などに取材した作品を紹介します。石川県輪島市の「御陣乗太鼓」や東北、北海道の暮らしと農業。それらは日本の周縁から近代化を捉える仕事といえるでしょう。 9. ポートレート 1960年代頃に手掛けたポートレートの仕事より、土方巽、唐十郎、三島由紀夫、石原慎太郎らを 撮影した作品を紹介。大物たちの際立つ個性と時代の空気感に注目です。 10. 近代建築 丹下健三、白井晟一、磯崎新、黒川紀章、内藤廣からミース・ファン・デル・ローエまで、石元の 「建築写真」を紹介。石元は多くの建築家たちと信頼関係を結び、建築・デザインの世界と 深く交流しています。 11. イスラム 空間と文様 中近東からインドまで、イスラム寺院の空間と文様をとらえたカラーの仕事を紹介します。 石元のレンズは、色彩とフォルムが空間を生み出していく様を見事に捉えています。 12. 両界曼荼羅 京都・東寺(教王護国寺)の国宝《伝真言院曼荼羅》を接写拡大したシリーズ。1977年の発表時には 曼荼羅ブームが起きました。国立国際美術館所蔵の大型プリント110余点を一挙公開します。 13. 歴史への溯行 桂離宮や曼荼羅の仕事で歴史や伝統を今日的な視点から捉えることに関心を深めた石元は、 さらに日本各地で歴史や伝統を溯行する仕事に取り組みました。ここでは大分県の国東半島の 宗教文化や琵琶湖周辺に多くつたわる十一面観音に取材した作品を紹介します。 14. かたち 自然が生み出す造形や人工物などを捉えた作品を紹介します。 バウハウス仕込みの構成感覚豊かな石元の特徴がよく現れた作品群です。 15. 食物誌/包まれた食物 あらゆる食材がラップされスーパーに並び、我々の食卓に届けられるようになった1980年代。 それらを即物的に捉えた本シリーズからは石元の消費社会批判が読み取れます。 16. 伊勢神宮 石元の歴史や伝統へのまなざしは、東洋的な永遠の時間性へと向かい、1993年の式年遷宮に あわせた伊勢神宮の撮影に結実しました。 (以上、東京オペラシティH.P参照) ~となっております。 東京オペラシティアートギャラリーの開催期間は、2020年12月20日までとなっておりますので どうぞお見逃しなく!
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